学童を利用するにあたっての利用条件について

学童も保育園のように利用条件が厳しいの?

学童は、主に学校に設置されている、自治体が運営する保育施設のことです。いろいろな種類がありますが、一般的にはこうした認識でいる人が多いです。最近は共働きの家庭が増えているため、保育園を卒園した後、小学校に通うようになってからの保育に困っている人が多く、学童を利用したいという家庭がたくさんあります。そのため、希望者が全員利用できるというわけではなく、利用においては細かい利用条件が定められているところも多くあります。
利用対象者となるのは、親が働いている小学校3年生までの児童です。その上で、各自治体がいろいろな条件を設定しています。ある自治体では、父母がフルタイムで勤務していることを指数10とし、ひとり親の場合はそこにポイントが1追加されます。逆に、両親が揃っていて母親が時短勤務だったり、週3から4日の勤務の場合は、ポイントを2つ下げて計算し、ポイントが高い順から定員まで利用許可を出す、という具合です。保育園でもこうしたポイント制を導入しているところが多いため、未就学児童でなくなっても保育の苦労は変わらないということがいえます。保育時間は自治体によってさまざまで、18時までのところもあれば19時までのところもあります。利用料は月額で支払うケースがほとんどで、1万円に満たないため金銭的な負担は比較的小さいといえるでしょう。
利用している上で下校後の過ごし方は、基本的に保育園のように保育士が面倒を見てくれるという雰囲気ではなく、児童たちは自由に遊びます。宿題をしている子もいますが、宿題をするよう学童の先生が指導するということはほとんどないようです。

利用におけるメリットとデメリット

学童を利用するメリットは、やはり子どもの下校後に保護者の保育が難しい場合、子どもを安心して預けることができるという点です。自力で留守番ができるという子もいるようですが、やはり治安が心配される昨今では、大人の見守りのもと下校後の時間を過ごすことができるのは、保護者にとってはとても心強いです。多くの学童は学校と隣接しているため、交通の不安がなく預けることができるという点も魅力です。公立小学校であれば学区があり、自宅から著しく遠い学校は少ないため、学童が終わった後の帰宅も安心できます。また、自宅で留守番ができる子どもだったとしても、下校したら自宅にいさせるというのが一般的だと思われます。しかし、そうなると下校後の運動時間はなくなってしまうだけでなく、家に1人でいるとついダラダラとしてしまい、宿題が後回しになり、だらしなく過ごしてしまうかもしれません。その点、通わせることで規則正しい生活のリズムを作ることができることに加え、お友達と外で生き生きと遊べるため、心身の健康にもよい影響を与えます。
学童におけるメリットを紹介しましたが、少なからずデメリットも存在します。それは下校後にしっかり勉強して欲しいという考えの家庭だと、学童では特に勉強をさせるということはないため、理想の過ごし方とは異なると感じることがあるかもしれません。ただ、宿題でわからないことがあれば、学童の先生に見てもらいながら一緒に考えてもらえるため、たった1人で勉強しなければいけないということではないです。それ以外は利用費用も比較的安価でおやつを出してくれるところもあるため、おすすめの施設となっています。

1人で留守番をするのは何歳になってから?

学童を利用できるのは小学校3年生までとなっているところもあるため、4年生になったら自宅保育にするか、民間のサービスを利用することになります。4年生以降になると1人で留守番できる子が増えてくるため、家で留守番させる家庭も増えています。では、共働きの家庭は子どもが何歳くらいになったら1人で留守番をさせるのでしょうか。実は学童に通える利用条件を満たしている年齢でも1人で留守番をさせている家庭はあり、小学1~3年生の40%以上は、1人での留守番を経験しているというデータもあります。ただし、学童に入れてその後帰宅し、1人で留守番をしている人も含まれているため、下校からすぐに1人で留守番しているという子はこれより圧倒的に少なくなると思われます。
学童の利用可能年齢を過ぎ、1人で留守番をする必要が出てくる小学4から6年生は、39%ほどの子どもが1人での留守番を経験しています。やはり学童が利用できなくなったことがきっかけとなっているようです。未就学児の1人で留守番をしている子どもは全体の5%未満と、やはりかなり少なくなっています。また、兄弟と一緒に留守番をする場合や、長時間の留守番などはもちろんしておらず、ちょっと買い物に行っている間だけのケースがほとんどですが、それでもできれば未就学児の間は子供だけの留守番をさせるのではなく、常に大人がついていたほうが安心です。共働き、またはひとり親の家庭は子どもの保育に苦慮することも多いですが、よりよい方法で安心して下校後の子供が過ごせる方法を考えていくことが大切です。

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